
traverse25

特集「自治寮と、」
暮らしの姿
「日常記憶地図」
まつり空間
interview:
鳴川 肇
project:
西嶋研究室
荒木研究室
小林研究室
平田研究室
essay:
竹山 聖,布野 修司,千葉 祐希,谷口 颯一郎,宮田 大樹,若松 晃平,山井 駿,南沢 想
studio:
澤村 俊樹,堀江 達仁,南沢 想,吉野 平馬
「自治寮と、」
traverse25 の特集テーマは「自治寮と、」です。
京大は、全国の中でも際立って学生自治が残る大学として知られています。 そんな学生文化の象徴的な存在として、吉田寮や熊野寮といった自治寮が生き残ってきました。 しかし、一口に自治寮と言っても、どこに光を当てるかによって、自治寮は様々な姿を見せてくれます。 そこで私たち編集委員は、暮らしの姿・「日常記憶地図」・まつり空間という3つの切り口から、自治寮を捉えることにしました。
特集 / 暮らしの姿では、実際の寮の空間とそこで展開される暮らしについて。
特集 /「日常記憶地図」では、寮から街へと視野を広げたときに見えてくる、かつての寮生の日常について。 特集 / まつり空間では、非日常的・仮設的に寮に現れるまつり空間とその担い手について。
「自治寮と、」というテーマには、自治寮の多面的な広がりを扱いたいという編集委員の思いとともに、本号の特集をきっかけに「自治寮と、――」が読者にも広がっていくことを願う、問いかけとしての意味が込められています。吉田寮が裁判問題に揺れる今、自治寮という具体的な現れを出発点に、これからの建築の手掛かりを探ることを試みます。
Interview
Project
西嶋研究室|【西嶋研究室】 traverse 25 Project
荒木研究室|【荒木研究室】traverse25 Project
小林研究室|【小林・落合研究室】traverse25 Project
平田研究室|【平田研究室】traverse25 Project
Essay
高速道路でなく―――はじまりはいつも、独身者の住まい|竹山聖
製鉄所とローカリティ -見えるもの、眺めるもの、感じるもの-|千葉佑希
壺の中の静寂 Silence in a vase|谷口颯一郎