traverse14
特集:アートと空間
interview:
松井冬子,井村優三,豊田郁美,アタカケンタロウ
project:
竹山研究室「個人美術館の構想」
essay:
竹山聖「建築設計事務所という『場』をつくる」
布野修司「『周礼』「考工期」匠人営国条考」
小室舞「現在進行形バーゼル建築奮闘記」
中井茂樹「ローベル・ブレッソン論ー生き続ける関係ー」
「アートとは何か」
アルタミラの洞窟を前にしたとき、人はその問いを静かに胸の内におさめるだろう。荒々しい岩壁の凹凸に応えるように描かれたさまざまな動物たち。それを照らすゆらめく炎の灯り。絵画と空間の劇的な出会いは、1万年以上も前からこう語っている。「アートは生きるための術である」と。
古の壁画にしろ、現代の美術館に展示された作品にしろ、私たちがそれらを目の当たりにするまでに、どれだけの人が関わり、どれだけの情熱が注ぎ込まれているか。
それを肌で感じた時、私たちはより一層アートの世界に惹き込まれるだろう。なぜなら私たちは、その体験、その生への刺激こそを「アート」と呼ぶからである。
traverse14では、アートにまつわるさまざまな現代シーンを特集した。
いかにしてアートが生まれ、成長し、対話を重ね、空間として建ちあがるか。
これは、アートに関わる人々へのインタビューを通じ、アートが切り拓く世界のひろがりを垣間見んとする試みである。
INTERVIEW
RELAY INTERVIEW
PROJECT
竹山研究室
ESSAY
竹山聖|建築設計事務所という「場」をつくること
布野修司|『周礼』「考工期」匠人営国条考
小室舞|現在進行形バーゼル建築奮闘記
中井茂樹|ローベル・ブレッソン論ー生き続ける関係ー