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『traverse 新建築学研究 – Kyoto university architectural journal』とは

 『traverse 新建築学研究 – Kyoto university architectural journal』は京都大学建築系教室が編集・発行している機関誌です。1927 年から1950 年まで発行された『建築学研究』の伝統を引き継ぎたいという思いのもと、2000 年に創刊され、現在は23号まで発行されています。近年は大学院生が中心となり、企画から編集までを行っており、2024年度は神吉研究室、牧研究室、平田研究室、柳沢研究室、小椋・伊庭研究室、石田研究室、ダニエル研究室、田路研究室、小見山研究室、三浦研究室、富島・岩本研究室、金多・西野研究室の学生が担当しています。

<『traverseー新建築学研究』創刊の辞>より

 京都大学「建築系教室」を中心とするメンバーを母胎とし、その多彩な活動を支え、表現するメディアとして『traverseー新建築学研究』を創刊します。『新建築学研究』を唱うのは、言うまでもなく、かつての『建築学研究』の伝統を引き継ぎたいという思いを込めてのことです。『建築学研究』は、1927(昭和2)年5月に創刊され、形態を変えながらも1944(昭和19)年の129号まで出されます。そして戦後1946(昭和21)年に復刊されて、1950(昭和25)年156号まで発行されます。数々の優れた論考が掲載され、京都大学建築学教室の創刊期より、その核として、極めて大きな役割を担ってきました。この新しいメディアも、21世紀へ向けて、京都大学「建築系教室」の活動の核となることが期待されます。あらかじめ限定された専門分野に囚われず、自由で横断的な議論の場を目指したいと思います。「traverse」という命名にその素朴な初心が示されています。
​2000年4月1日

ホームページでの配信について

 「traverse 新建築学研究」は2000年の刊行以来、京都大学建築系教室の活動を発信してまいりましたが、誠に勝手ながら諸般の事情により、18号から販売を中止し、Web上でコンテンツを公開する形に移行させていただく運びとなりました。それに伴いまして、バックナンバーの販売も中止させていただいております。
 また、バックナンバーは現在こちらのページで公開しております。ご閲覧くださいませ。


沿革

1927 『建築学研究』として創刊
1944 129号をもって休刊
1946 復刊
1950 156号をもって終刊
​2000 『traverseー新建築学研究』として創刊
2017 web配信開始
2020 電子書籍へ完全に移行


編集委員(五十音順)

石田 泰一郎
伊勢 史郎
大崎 純
小見山 陽介
竹山 聖
平田 晃久
布野 修司
古阪 秀三
牧 紀男
三浦 研
柳沢 究


学生編集委員(五十音順)

井上 青葉
岡本 陸
小川 泰地
川村 宗生
川本 晃
関念 真優
榑谷 夏香
四十坊 広大
根城 颯介
早川 真優子
平川 礼子
船留 祐希
堀江 達仁
松尾 侑希乃
水崎 恒志
山田 智也